本気の告白を君へ~出逢えた奇跡~
第13章 お祭りor花火
それからあたし達は
金魚すくい、射的、輪投げ、
たこ焼きを食べたりイカ焼き
食べたり、ほぼ全部回って
歩いた
次は
「型抜きしよ~」
「型抜きっ!?」
輝は、うわー、めんどくさそー。
と言って頭をかいた
「なんだと~っ??
型抜きって地味だけどハマると
結構楽しいんだぞw」
「んー、じゃ、やるかw」
「おういぇーいっ」
──型抜き10分後──
パリッ
「うわぁっ、また割れたっ。
おっちゃんもう1回!!」
「あいよ~」
見事に輝は型抜きにハマった。
「あははっ」
さっきまではめんどくさそーとか
言ってたのに、今じゃ必死で
やってるのが可笑しくて、
あたしは我慢出来ず笑ってしまった
「笑うなよ~っ!
でも、型抜きってこんな
楽しかったんだな…w」
「ハッハッハッ、型抜きの怖さを
思いしったかぁっ」
「ハハーッ、失礼しましたぁーっ
…って、俺らバカップルやんww」
「いいじゃんラブラブでw」
ほんと…楽しいよ…
今が凄く楽しい…
時間が止まってしまえばいいのに…
輝の……笑顔が好き。
ちょっと高めの体温も…
あたしを抱き締めてくれる…
この腕も…。
全部好き。