本気の告白を君へ~出逢えた奇跡~
第7章 告白
「土曜日きたぁぁぁっ!!」
早い事にもう土曜日ですよ~
映画ですよ~っ
「えーと…待ち合わせの時間は
11時か…」
すると
コンコン
「はーい?」
「姉ちゃん? お母さんが呼んでる」
「今行く~」
何だろうか
お母さんは旅行から帰ってきて
いつも通り家事をしている
あたしは下へおりた
「お母さん?何~」
「あ、雪乃! 今日の夜暇?」
「夜…?? 何時くらい?」
「7時過ぎくらいから…」
7時過ぎか…流石に
そこまでには帰ってくるよね…
「うん、大丈夫だと思う」
「何か用事あるの?」
「あ、うん。
11時に待ち合わせしてるんだ」
「紗希ちゃんとお出掛け?」
あ、お母さんにはまだ
話してないんだっけ…
「お母さん、あたしが幼稚園の時
良く遊んでた男の子覚えてる??」
「男の子…えーと……
良く遊んでた子ってゆうと…
あきくんだっけ?
その子しか思いつかないんだけど」
「そう!!そのあきくん!
あたしの学校に転校してきたのっ!!」
ちゃんと覚えてんじゃん(^^)
「えっ?そうなのっ?
あきらくん…だったよね」
「うん、今日輝と映画観に行くの!」
「あらっ…デートかしら??」
とニヤニヤしながら聞いてくる
お母さん…
「違うよぉ~っ!」
もう、お母さんってば…