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はぴねすっ!!!?

第11章 期限は3日

「おや、新しい特別生の方ですか?しかも女性。報告を受けてませんが、」


「あぁ、すみません。そいつつい最近入ったばっかなんですよ。神谷 椿。春と秋の同級生ですよ。」

優サンが紹介するから軽くどうも、と会釈する。


「.....そうですか。春様と秋様をよろしくお願いいたします。では失礼します。」


佐山さんは帰っていった。


部屋は静まり帰ったまま。

聞きたいのに聞けない。


過去に春と秋に何があったのか。


だって、春に「待つ」と言ってしまった。


私からは聞けない。


「お~い、どうすんだよ?あの秘書絶対ここ見張ってるぞ?もう逃げらんないねぇ。」


「.....勝手にしろ」


春は部屋に帰ってしまった。

秋は黙ったまま動かない。


「まぁ三日あるんだからじっくり考えてみろよ、な?」


優サンは優しく秋の肩をポンポンと叩いて部屋に戻る。


そしてまた一人、また一人と帰っていき。


私と秋だけが残った。



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