はぴねすっ!!!?
第11章 期限は3日
私はゆっくりと秋の隣に座る。
「.....ハハッ。カッコ悪いとこ見せたな。わりぃ」
やっと話してくれたけど、秋が弱々しい。
かける言葉が見当たらなくて、そっと秋の頭を撫でる。
「っっ.....なぁ、ツッキーさ、春にいったろ?話したくなかったら聞いてあげる、みたいなこと。」
「うん。」
「それって、俺にも有効?」
「っっ、もちろんだよ?秋が聞いてほしいこと何でも聞いてあげる。頼っていいんだよ?」
すると秋はゆっくりと私を持ち上げ膝にのせて、向かい合わせで抱き合う形になった。
「ちょっ、秋!」
「お願い、このまま話させて。」
私の背中に回った秋の腕に力が入る。額を私の肩につける。微かに震えてるのかもしれない。泣くのを我慢してるのかもしれない。
「.....いいよ。」