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はぴねすっ!!!?

第12章 春と秋の秘密



「ッッ..........」


秋と私は静かに涙を流す。




でも、





「ねぇ、でもなんで、秘書の人が連れ戻しに何て来るの?」




秋がビクッと震えた。



「そ、れは......


「どちらが跡を継ぎ、どちらが家を出るか、決めなくちゃならないから、だろ?」




「っ春!」



いつからいたのだろうか。ゆっくりとソファーに近づき、秋とは反対の私の隣に座った。

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