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はぴねすっ!!!?

第14章 いざ!出陣!

私たちは真剣な眼差しで三人を見守る。


「それに、俺、聴いちゃったんだ。


どっちか継げない方が竜園寺家に行くって。


確かに茶道とは関わりが持てるけど。



でもおれは寺島家のために働きたいって思うんだ。



今までさんざん迷惑かけてきたことは謝る。


本当にごめんなさい。


だけど、どうかお願いします。二人でこの家を継がせてください。」


「「お願いします」」



「二人の跡継ぎなんて聞いたことないぞ?だいたいどうするんだ。もし仮に二人で継いだとして、意見が別れたとき、困るのはお前たちだけじゃない。この家全体の運命がかかってるんだぞ?」



「それもわかってます。でもちゃんと話し合います。」



「俺からもお願いします。」



「......葉山君」



優さん!!

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