はぴねすっ!!!?
第15章 着物流血事件
「椿ちゃん、遅いな?」
春と秋のお袋さんに椿ちゃんが連行されて一時間以上はたった。
その間に俺たちも”なぜか”準備されてた着物に着替えて、いまは大広間で豪華な懐石料理を目の前にして待っている。
「お袋やりはじめるとなげーから!」
「そーそーツッキーみたく超美人だとお袋も気合い入るんだろうな」
「チビバカのくせして調子のってんじゃねぇよこらぁ。」
「はいはい直くん。目の前にごちそうが並べられて、待て!されてイライラしてんのはわかるけど落ちつこぉーねぇー?」
「......着物、意外と涼しいな」
また俺たちが好き勝手やってるときお袋さんが入ってきた。