はぴねすっ!!!?
第24章 少しずつ変わる.....
うっわ.....
近っ!!
目の前に優さん!ドアップ!
いつも優パパ扱いだからあんまりじっくり見たことなかったけど
スッとした鼻。少したれ目な二重。長いまつげ。ニキビひとつない肌。
そして、柔らかく、染めてるのに痛みの少ない緑の頭。
やっぱりすんごい美形だ。
「ゆ、優さん?おはよう。」
「ん.....あれ?椿にゃん?.....なんで.....?」
優さん.....寝ぼけてらっしゃる!!!
にゃんって!!か、かわわわわわ!!
「昨日のこと、覚えてない?」
「.....ん、あ、.....そうか。あのまま寝ちゃったか。
ありがと、な。
こんなに幸せな夜、はじめてだったかもしれない。」
「ふふ、そっか。私も。すごく嬉しかったよ?」
「ん?俺を慰めてくれたのに、椿ちゃんが嬉しかったのか?」
そうだよ。
やっぱり誰かに自分のことを話してもらえるって、
自分は、必要とされてるんじゃないかって思えるから。