はぴねすっ!!!?
第28章 悲しみのマスコット
「ハイハイ。久しぶり。
んでさ、お前らはあいつらいじめてんの?」
「そ、そんなことないよ。ね?」
「うん、いじめてなんてないよ?」
なんか.....ド頭きたんだけど.....
「椿、押さえて押さえて。直ならうまくやってくれるから。ね?」
レイラがそういって私の肩を撫でる。
「...ぶー.....」
昔からの癖。ちょっと拗ねるとよくぶーっていってたな.....
「あんた......かわいい//」
いやいや、下手したら豚の鳴き声だからね?かわいいとかじゃないからね?
「そっかー。じゃ、これからも見守ってやってよ。あいつら。
まぁ、もしいじめてるとかあったら俺に教えてくんねーかな?
そいつ、ただじゃおかねぇから。」
そういってにこっとわらうが、猿の目だけは笑ってなかった。
直を囲んでいた女の子たちはビクッとして黙っている。
でも、私はちょっと嬉しかった。