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はぴねすっ!!!?

第29章 望んでいたはずの日々



おはよう




おはよう!昨日さー




知ってるー!それ見た!!










生徒たちが賑やかに登校する。



昨日のテレビの話。恋人のはなし。遊んだ話。







そのなかを私はただ、進んでいく。








「椿、おはよ。」






「......おはよう。」





いつもの笑顔で私に挨拶をするレイラ。






私の行動ひとつで、この笑顔のレイラにどれ程のダメージを与えるのだろうか。



「......大丈夫?顔色悪くない?」




「そんなことないよ?」





とりあえずはにこっとわらっておく。









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