はぴねすっ!!!?
第35章 嵐の期末試験
「直!」
試験二日目も終了。
今日はいけた!直のことを一切気にしなかったし、集中できたし!
そして、昨日秋と話したあとやるべきこともやって、さっぱりと勉強できて......
素晴らしい。
「んだよ。今日の俺も忙しいんだよ。チビ!ハウス!」
「わん!!!
あぁ!!じゃなくて!!」
いけないいけない。のってしまった......
チビをとうとう犬っていう設定にしやがった。噛みつくぞ?
「うっせーな。」
「あんたさ!頭いいでしょ!テスト、わからないんじゃなくて.......」
そういって昨日富希に特別採点してもらった昨日の直のテストを出す。
「わざと......でしょ?今回は30点ピッたし。答えた問題は全て合ってる。
30点しか取れないんじゃなくて、30点しか取らないんでしょ?」
普通そんなことできない。でも、こいつは多分今までもこうしてきた。
発言はバカだが、勉強のできないバカではない。
「なんで?」
そんなに苦しそうなかおしてんのよ。