はぴねすっ!!!?
第36章 素直じゃない直
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「まあ、だいたいこんなもんかねぇ。
明日はなんと、その、元気君がとうとう帰ってくるって言うじゃないの。そんで、ピリピリしてんのねぇ。」
あの横暴さと騒がしさと明るさの裏では、ずっと苦しい思いを抱えたままだったんだ、ね。
「......なんか、悔しい。」
「な~にが。 こんなこと話されなきゃ気づけねぇよ。だから、気づけなかったって自分をせめるんじゃねぇーの。おわかり?
大切なのはこれからあいつをどうしてやるか、でしょ~?」
コンクールは明日。
多分最近ずっとイライラしてたのは元気君が来るから。
私にできること。
「私がやりたいっていったこと、協力してくれんの?」
「......当たり前だろ?」
!!!!!!
「あ、晶っ?!!てか、みんな!!!」
「おっ、直ちゃん以外は全員集合だねぇ~。」
「ま、直が あんなんじゃつまんねぇーし!」
「イライラで八つ当たりされんのもごめんだしねー。」
「あいつは仲間、だしな。」