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「国語は？」



「はぁ、41」


「数学.....」



「チッ。30」




「ええ。そうですね.....じゃあ日本史.....」




「はっ！このざまよっ！」





バーンと私の机に叩きつけられた我らがレイラさまの解答用紙には.....




「.....６？」




バシッ！


「９よっ？あ？勝手に三点引くんじゃないわよ。」





「一桁にはかわりないじゃんっ！！！」





ご機嫌が斜めである。







今日は試験最終日から休み明けて後期に入った。




そして、一気に全テスト返却。





あああ！レイラさまが暴力的すぎる！！



「へぇー。あんたってバカだね。うーケールー。」




「あんたしばかれたいの？吊るされたいの？てか、あんた人のこと言えんの？」




「だって俺、テスト返ってきてないし～。」



「単に転校してきたばっかだからテスト受けてないだけだろうがっ！！」




元気くん.....なかなか言うね。







そう。後期から海外から帰国した元気くんが転校してきた。



しかも、よりによって私たちのクラスに。




そして、レイラとケンカなう。






怖いなう。