はぴねすっ!!!?
第41章 本当の目的。
「!!」
誰もが息を飲んだ。
気持ちわりぃ。
いやがらせにも限度ってもんがある。
吐き気がする。
「......血液、なら特定できんじゃないのか?」
「いや、対象が、絞れないだろ?
全校生徒に血液検査実施して、調べんのか?」
......そうか。と晶が引く。
「 しかも、その血液が、犯人のものかどうかもわからねぇ。
他人の血を使ってたら、特定できても意味、ないだろ?
わかってるのは、どのリボンも同じ血液。
そして、A型。」
「もはや、もう、犯罪の域に達してるじゃん!
てか、A型って!
めっちゃ多いし!」
春がやりきれない表情を浮かべる。
「俺は、山内と全校生徒を徹底的に洗ってるが、
なんせ人数も多い。
この学校はスポーツ特進もあるし、生徒は全国から集まってる。
目星がたてられない。」