
色々H♡短編/potetim.
第2章 第1章 万引き少女を捕獲中
「ちょっと君、」
声のする方へ顔を向けると
コンビニの店員さんが私を見下ろして立っていた。
周りを見回してみるけど
わたし以外には人は見あたらない…。
いったい何だろう?
首をこてん。と倒して
眉にシワを寄せると、怪訝そうな表情で睨まれた。
60歳ぐらいだろうか。
おでこは照明に照らされ、脂ぎっていて
見事なバーコードはげ…っ。
それに加え、小太りで加齢臭がぷんぷんする。
(早くどっかいってよ…もぉー。)
すると急に私の手首を
なにか熱いものがギュウ!っと握った。
びっくりしてパッと顔を上げると
おじさんがすごい力で引っ張ってきて
体ごともってかれそうになる。
「きゃ!…ちょっとやだぁ!」
「やだじゃないだろお!万引きしてるくせに何言ってるんだ!!早く来なさい!!」
「万引きっ?私してません!ちょっと…痛い…っ…放してぇーっ!」
なかば強引に
引っ張っられ、そのまま事務所に連れてかれた。
