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玩具箱*R

第7章 こどくとしょうねん*

「ほ、ほんとう⁉」

男の子は目をきらきらと輝かせながら嬉しそうに尋ねた

「ああ、来るといいよ」

青年は花を置くと男の子の頭を優しく撫でた

「シスター、この子と住む手続きしてもらえますか?」

「え、ええ…もちろんよ」

突然のことにぎこちない笑顔を浮かべながらシスターは書類を取りに行った

「おにいさん…っ、ぼく おにいさん好き…」

頬を真っ赤にさせ、男の子は照れながらそう言う

「ああ、俺もだよ」

青年は男の子のかわいい唇を塞いだ

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