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妄想

第1章 妄想1



僕は息を飲みながら、周りを見渡す。
だけど誰も気にしてない様子だ。
僕の鼓動は若干早まった。



…大丈夫だ。
あんなことが起きるわけない。
だってあれは、僕が考えた妄想にすぎないのだから。

きっとあの声は障害者の声だろう…
何も気にすることはない。



そう自分に言い聞かせ、僕は目を閉じた。





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