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始まりは最悪から・・・

第3章 *決意

『中学生の頃とは大違いだな』




部屋に戻った私は、さっきお兄ちゃんに言われた言葉を思い返していた。




・・・確かにそうだよね




だって、



中学生の頃の私は見た目も、性格も、何もかも。全てが地味だった。



その上人見知りが激しく、自分からみんなに話しかけることなんてできなかった。



なので当たり前だが、仲の良い友達など一人もいなく、学校ではいつも一人で過ごしていた記憶しかない。



だからもちろん、こんなふうにお洒落をしたのは今日が初めてで・・・

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