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歩いていこう。‐今を生きよう‐

第3章 気持ち





それから龍星くんと会うのが恥ずかしくて避けてしまってた。


放課後――
美術室に行こう、と龍星くんが言ったけど私は





『ぁっひっ1人で行くっ』





と 言った。




その瞬間龍星くんの顔が変わってとても悲しそうな…傷付いた顔をした。




それでも龍星くんは わかった と微笑んで車椅子を操作して美術室に向かった…




1人で。




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