『幼なじみ』
第2章 追想
拓弥との出逢いは・・・
小学三年生まで遡る・・・
この何も知らない
無邪気な時に・・・
まさかお互いが
こんな関係に
なろうとは・・・
夢にも
思わなかっただろう・・・
中学も
同じ学校になり・・・
拓弥は・・・
スポーツ万能で
サッカー部を満喫し・・・
あたしは・・・
厳しい家庭に
育った為・・・
塾や習い事をこなす
帰宅部だったが・・・
二人共・・・
クラスは
違ったものの・・・
それなりに・・・
目立つ存在で
仲も良かった・・・。
が・・・しかし
気には
なりながらも・・・
お互い恋愛の対象には
ならなかった・・・。