チーズケーキ
第12章 再会
「あーけど榊は真面目ちゃうかったけど成績はよかったなぁ〜センスがあったんかもな!」
「それ…喜んでいいのかわかりません…」
「ふーん!そうなんや!ジュンジュンのチーズケーキも料理も美味しいもんな♪」
ニコニコの桜は場を和ませる
「榊、これからは真面目な話や」
「は、はい…」
「桜はまだ子供や。成人式も年明けや。親としては心配なんや…変なやつやったらって思うとお前でよかったなぁとも思う。けどな…」
「秋野先生。お願いします。桜を危険な目に合わせたくないんです。だから…側で守らせて下さい」
頭を下げた
「頭あげ…」
「お前の気持ちはわかった…約束してくれ…桜を傷つけたり…泣かせたら…許さんぞ」
「はい」
「よかったー!!!オトンありがとう♪」
桜はお父さんに抱きつく
秋野っちは照れながら
「ま、まぁほら桜デザート作ってるからまっとき」
そう言って手作りのチョコレートチーズケーキを用意してくれた
「オトンのケーキも美味しいー!!!」
「久しぶりに食べました。懐かしい味がします」
和やかに食事が終わった