チーズケーキ
第3章 新しい生活と現れたアイツ
「あーそうか桜の彼氏か…まぁあれですね、あんたも大変やろ?桜相手やと身体もたんのとちゃいます?(苦笑)」
やめて…ジュンジュンにそんなん言わんといて…
「何が大変か俺はわからんなぁ?お前が桜の何を知ってんのか、何やったかは知らんけど帰ってくれますか?」
「はぁ、まぁ今日は帰るわ!桜またな!!」
正美兄はうちの頭をポンポンとして出て行った
ポロポロ
涙が溢れた
正美兄
ちょっと会わんうちに
もっと嫌な奴になってた
それに
怖かった
ギュッ
ジュンジュンは黙って抱きしめてくれた
どんなけたったんやろ?
ジュンジュンは
コンビニの袋からぬるくなったジュースを取り出した
「冷やさないと美味しくないわね?(苦笑)」
そう言った
何もきかないでいてくれた