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チーズケーキ

第1章 チーズケーキの女

女の子はチーズケーキを最後までしっかり食べ切って



お水を一口飲んでからこう言った





「あ、お兄さんもったいないわーその顔でそのしゃべり方!!もしかして…男好き…?!」


「は?違うわよ!ちゃんと女の子が大好きよ〜ってその目何?!嘘だと思ってるんでしょ?」



「いや!そんなことないよ(笑)まぁ!それならいいねん!よかったわ女の子好きで♪うちはしゃべり方とか気にせぇーへんで♪」





「はぁ?あんたが気にせーへんとか関係ないんだけど?(笑)」




「あー関西弁真似したー(笑)!」




「うるさいわね!ってか名前!あんた名前は?」




「あ!申し遅れました!うちは秋野 桜です。アッキーでもサーちゃんでもコスモスでもなんとでも呼んで下さい!!」



「コスモス?」




「はい!ほらうちの名前って、アキノ サクラ!秋と桜でコスモスでしょ?コスモスとかコスコスとかコスちゃんとか(笑)みんな何とでも呼んでたから☆」






「あーそういうことね(笑)けどなんだか面倒ね、何でもいいのよね?じゃあ、桜で」






「えっ…////」





桜は固まってる



「どうしたの?桜?」






桜は手で顔を覆って下を向いた






「ちょっと!顔あげなさいよ!!」





桜の手を引っ張って起こし上げると







片手で顔を隠してる桜






真っ赤






「何?なんで真っ赤なのよ(笑)」






「真っ赤ちゃうわ!////」




いや、真っ赤(笑)




「どうしたの?真っ赤よほんとに桜?」





「ちょっ…やめてよお兄さん///桜って呼ばんといて…///」




「は?何でもいいって…ってか桜、桜って呼ばれるの慣れてないの?(笑)だから真っ赤?」





「ほんまやめて(泣)くすぐったいわ!!」



「面白いわね桜!(笑)いやよ!もう決めたんだもん!慣れなさい?(笑)」




「う…いややーぁ!!///」


「じゃあバイトさせないわよ?」


「あ、いや、全然なんでもいいです呼び方なんてはい!」





ふふ♪可愛いやつ♪








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