チーズケーキ
第7章 秘めごと
うわーうわーうわー
やってしまった
しかも
余りにも可愛いから
キスしてしまった…
下に降りると
純平がコーヒーを飲んでいた
「あら、ありがとうね!けど遅かったじゃない?何か…してたのかしら?」
ニヤリと笑う純平が怖かった(苦笑)
「な、なにいってんだよ!ほら、お前も早く寝ろよ!!俺ももう寝るわ!じゃ、じゃあな…」
部屋を出ようとした俺の前に立って
「なに動揺してんのよ(苦笑)ごまかせてないわよ?まぁ…何したか今回は目ぇ瞑ってやるけど次はねぇからな?」
睨みつけられた…
こ、こぇー(苦笑)
「何いってんだよ…おやすみ」
目を合わせず階段を上がって行った
ごめん!桜ちゃん!
ごめん!純平!!!
いけない事
しちゃいました(苦笑)
幸い桜ちゃんは俺だと思ってねぇから
そのまま
黙っておこう
心に決めた
思い出すと鼓動が早くなる心臓
ブルブルと首を振り
「桜ちゃんは…純平のじゃん…梅乃の時とはわけが違う」
過去も好きな人がかぶってきた事を思い出して
部屋に入りベッドに飛び込んだ
はぁ…
寝て忘れよう
うん。