無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

私の
ただならない様子を
察した黒川ｸﾝは

私から電話の中身を
聞くやいなや

『行こう!!早く!!』
と
私より早く部屋を飛び出した…

フロントで
店長のキタ君が
『黒川ｻﾏ…本日は誠に申し訳ありませ…』
と
お詫びの言葉を遮るように
黒川ｸﾝは
『俺のクルマで送るから!!』
と
キタ君を説き伏せて
私の手を握って
店をでた…(^-^;

黒川ｸﾝ…
今日は東京から新幹線で
やって来て…
名古屋駅でレンタカーを
借りていたそうだ…(^-^;

なぜなら
万が一
私がAV出演を了承したら
屋外ハメ撮りをするために
クルマを準備していたらしい…(笑)

『いや…(^-^;　まさか…こんなことでクルマを使うとは…(^-^;　でも役に立ててよかったよ…(^-^;』
と
ナビの案内を聞きながら
黒川ｸﾝは
クルマをとばす

中村日赤は
私が勤めるシルキーワイフとは
実はクルマで10分かからない距離だけど
私には
長く感じられた…

『黒川ｸﾝ…ごめんね…(^-^;　せっかく東京からわざわざ来てくれたのに…(>_<)』
という
私に

『いいよ!!気にしない…(^-^)　あ!!あの建物だね!!』
と
黒川ｸﾝ

ほどなく
私は中村日赤病院へついた

クルマからの降り際…
黒川ｸﾝは
『ママが落ち着かないといくないよ♪　さあ…早くいってあげて息子ｸﾝの手を握ってあげなきゃ!!』
と言ってくれた

『じゃあまたいつか!!』
黒川ｸﾝは
そのまま
クルマを走らせて
去っていった

私は小走りで
救急搬送の窓口へと急いだ…(>_<)