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「たっちゃん、苦しいっ…酒っ…酒臭いよおっ…」


「うるせ〜っ…」


もがきながらも笑う遼一が愛しかった。


もっともっとキツく抱き締めてやった。


やっぱり俺は遼一が可愛くて好きなんだ。


男って分かっちゃいるが俺の中に目覚めた恋心は走り出していた。