無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

振り返るとウルウルと大きな瞳で俺を見つめている。


トクントクンと心臓が波を打つ。


「遼一…俺さ…俺…おま…」


「キスしていいよ…たっちゃん…たっちゃんがキスしたいのは僕だよね？」


「…⁈…いいのかよ？」


「…いいよ」


「だって俺達…」


「分かってる…」


遼一の何とも言えない表情を見たら抑えきれない感情が込み上げて遼一を引き寄せ唇を合わせた。


構わない…性別なんて…


惹かれ合う気持ちに嘘はないから。