優しくしないで
第1章 好きだから…
私は、中学で陸上に出会い…のめり込んだ
長距離、短距離、ハードル…
走る種目ならなんでも楽しかった。
風が頬にぶつかる感覚が凄く好きだった…
のめり込むと成績も上がった
記録を伸ばし、いくつも大会で優勝をした。
一生、走って行けると思っていた。
走る事ですべての計画を建てていた…
高校は陸上の強い所へ推薦も決まり
見事に合格をした。
家族も、学校側も喜んだ。
高校側からは
「留美さんの将来をお約束します!!!」と言わせるほどの選手だった…
大学も、陸上の強い所へ
就職も、陸上関係で企業のスポンサーを着けて走る…
と…考えていた…