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優しくしないで

第1章 好きだから…


私は部屋の窓を全開にし、


トレーニングウェアに着替え



部屋を出る




ちょうどリビングから出てきた愛美に


『ちょっと歩いて来るから』

と、玄関でウォーキングシューズに足を入れる



『大丈夫なの?足…』


『適度に動かさないとダメだって、医者に言われてるし。ウォーキングだから』



私は、シューズの紐を固く結び

玄関を開けて外に出た





夕暮れも少し夜に近づく感じの時間帯…



夏も近い…







私は、スゥーと深呼吸をし、軽くストレッチをすると…


一歩踏み出した。




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