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優しくしないで

第18章 …繰り返す



『うっ…ぅ…』



胃の中身を吐き切っても…
気持ち悪さが消えず…



胃液までも…吐き出したかった…



「留美ちゃん!!!しっかり!!!」



『ごめん…な…さい…ごめん…な…さい…』


仁さんは私の口の回りをハンカチや…袖で拭き…


声をかけつづける…


「…留美ちゃん…汚れてるから……

俺のアパートおいで…ここから、近いから」



私は…仁さんに抱えられて…ヨタヨタ…歩いた



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