優しくしないで
第24章 後ろ髪……
ある日……
留美ちゃんの首に……
俺のストールに似た感じのストールをしていた…
「お…新しいストール?似合ってるよ…」
と微笑んだ…
留美ちゃんは…ホッとしたような…照れるような…
俺の理性を破壊するような…顔をする…
うれしかった…
俺のストールを…意識して探してくれたのかな?とか…ドキドキしながら、レジに行ったんだろうなぁ、とか…
留美ちゃんの中で…
俺は…太一クンの隣ぐらいには…立てているかも…と…
期待してしまう…
ストール一つで……
俺は……ガキだ……