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光明「…お待たせしました」

容子「…」


翌日
光明は容子を呼び出した
理由はもちろん、昨日の事を謝り
今後の自分達の関係をはっきりさせる為
だった


光明「昨日はすいませんでした、途中で
帰ったりして…」

容子「彼女ですか？帰った理由…」

光明「…違います」

容子「…」

光明「でも大切な人です」

容子「好きなんですね、その人の事」

光明「…はいっ」

容子「…」


この時わかった
自分は彼女の事が好きなのだと…
最初から気になってた、好きだったのか
それとも
一緒に暮らす内に
彼女の事を好きになったのか

でも…


光明「…」

容子「お幸せに」

光明「…ありがとうございます」


残念ながらこの恋が
この想いが叶う事、実る事はない
絶対…


絶対にない…