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光明「愛田さん…」

希「…」

光明「…」


聞かれてしまった
一番聞かれてはいけない相手に
一番聞かれてはいけない秘密を聞かれて
しまった
偶然にも光明の秘密、罪を知った
彼女の表情はもちろん…


希「…どうして」

光明「愛田さん…」

希「どうして…どうしてよ！！」

光明「愛田さん！！」


泣きながら
部屋を飛び出した希
取り乱した状態の彼女を外に出すわけに
いかず
落ち着かせようと
必死に引き止めようとするが…


光明「愛田さん待って、俺の話し…」

希「聞きたくない！！どうせ心にもない
事言って許してもらおうと思ってるんで
しょう！？」

光明「そんな事」

希「…最低、先生なんて嫌い、大っ嫌い
二度と顔も見たくない！！」

光明「…ごめん」

希「…」