私はあなたを許さない
第20章 「家族を取るか…彼女を取るか…」
光明「…はぁ」
油断していた
変な意味ではなかったが
不意にヒカル2号を抱きしめた時、感じ
てしまった
ヒカル2号に染み付いていた
彼女の匂いに…
光明「やばいな…俺…」
自覚はなかった
だけど所詮、自分も男
異性が近くで寝てれば意識もするし
それが自分の好きな人なら尚更ドキドキ
する
そんな気持ちを落ち着かせるように
戦国武将の名前を連呼したり難しい計算
をしたりして
気持ちを落ち着かせた
光明「…よし落ち着いた、寝よう」
希「…」