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希「ずっと一緒に寝てたから、ちょっと
汚いけど…貸してあげる」

光明「いいの？」

希「今日だけ特別にね」

光明「ありがとう」


彼女の言うように
ヒカル２号はちょっと汚かった
だけど光明はそんな事を気にする事なく
ヒカル２号を枕元に飾り
寝る事にした
だけど…


光明「…」

希「す…す…」

光明「…眠れないな」


自分の事など
全然気にしてないのか
希は小さな寝息を立て眠っていた
だけど光明は希の気配を寝息を近くに感
じ、緊張からか
なかなか
眠る事が出来なかった


光明「…ヒカル２号か」


気を紛らわすように
枕元に飾っていたヒカル２号を抱きしめ
た光明
だけどそれは逆効果だった
何故なら…


光明「！？」

希「んんっ…何っ…」

光明「ごめん、何でもないから…」

希「…」

光明「ごめんね…」