テキストサイズ

私はあなたを許さない

第24章 「卒業まで、もう半年もないね」



光明「一つ下さい」

男子「ありがとうございます」


見回りをしながら
売上に協力していた光明
光明が今日で退職する事はみんな知って
いた為
一人で回っていたのに
いつの間にか光明の周りには
たくさんの生徒達が(主に女子達が)
集まっていた


女子①「先生、私のクラス来てよ」

女子②「何言ってるの?私のクラスが先
だってば」

女子③「いいえ、私が先!!」

男子「おい女子、先生が困ってるだろう
一人ずつ順番に」

女子①②③「うるさい男子」

男子「なっ」

光明「…」


気づかなかったが
光明は女子生徒から人気があった
若くて優しくて見た目もまあまあ良くて
あの事件で
生徒に嫌われたりしたものの
逆にそれがかっこいいなんて女子も現れ
結果、この人気だ


女子①「先生、私のクラス来てよ、3組
珍しい喫茶店やってるから」

光明「3組…」


ストーリーメニュー

TOPTOPへ