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私はあなたを許さない

第12章 「好きです」



容子「あっ、後藤先生!!」

光明「容子さん」


それから
週に一度程度で
彼女と食事をする仲になっていた
正式にお付き合いはせず、あくまで友達
として
会うのはお昼だけと限定し
彼女と会っていた


光明「素敵なお店ですね」

容子「このお店、ずっと来たかったんで
す、でも一人じゃ入りづらくて…」

光明「わかります」

容子「ランチだけじゃなくディナーも有
名なんですよ」

光明「そうなんですか」

容子「はい、それで良かったら…」

光明「?」

容子「来週、私の誕生日なんです、だか
ら一緒にディナーでも…」

光明「…でも」

容子「迷惑ですよね…ごめんなさい」

光明「…」


彼女
容子さんとのディナー
早い時間に待ち合わせし食事して
急いで帰れば、あまり支障はなかったが
それでも…


光明「…少し考えさせてください」


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