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secretroom~秘密のひととき~

第2章 憂×S

【憂side】
…目が開いた。
なんで昨日と同じ部屋に?
体を起こそうとすると、体じゅうに鈍い痛みが走る。
憂「痛っ…。」
やっとの思いで体を起こした。
昨日は、確か…
思い出すと、今でも震えてくる…。
あれ?でもなんでここで寝てるんだろ…。
<コンコンッ>
憂「あっ、はい…?」
翔「俺だけど入っていい?」
憂「大丈夫です。」
<ガチャ>
翔「大丈夫?一応見える傷には、手当てしたけど…」
憂「はいっ。もう大丈夫です」
翔「良かったぁ~!びっくりしたんだよ?玄関で急に気絶したから…」
憂「え…!?」
翔「あれ?覚えてない?」
憂「はい…」
翔「とりあえず今日日曜だから、ゆっくりしていきなよ?」
憂「いいんですか?」
翔「だって俺らのお客様ですから!と言うことで、朝ごはん食いに行こ?」
憂「あっ、はい…!」
翔「立てる?」
足に大きい怪我はないものの、なぜか震えてしまう…
翔「しょうがないなぁ(笑)」
と、言って翔さんは、私を抱き上げた。つまり、お姫様抱っこされてる…。
憂「え!?嘘!キャッ!やめてください翔さんっ!!下ろしてくださいっ」
翔「だって足震えてたし…」
憂「でも大丈夫ですっ!重いし…」
翔「えっ!?全然重くないけど?」
憂「え…でも…
翔「ほら、レッツゴー!!」

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