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secretroom~秘密のひととき~

第9章 夏祭り♪

色々食べ歩き、少し疲れたのでベンチに座った。
そこに、見たことのある人達が、通り掛かった。

翔「あれ?みんなじゃん!」

相「おぉっ!!翔ちゃん、憂!」

大「いたね。」

潤「憂、ぞうり、足痛くない?」

憂「はい、大丈夫です。」

相「そうそう、めっちゃ美味しい屋台みつけたんだけど、行かない?」

翔「憂どうする?」

憂「もう少し座ってるから、翔くん行ってきなよ。行きたいでしょ?」

翔「……、じゃあ、ここで待ってて?」

憂「うん。」

翔くんは、相葉さんに連れられて、行ってしまった。

潤「俺も気になる店あるから、いってきていい?」

憂「良いよ♪あれ?大野さんは?」

二「釣りゲームの所で、子供につってあげてる…(笑)」

憂「隣、座れば?」

二「うん。結局、二人だね。」

憂「うん。」

二「あっ、そうだ。これ、」

そう言ってニノさんが、袋からだしたのはブレスレットだった。

二「これ、憂にあげます。」

憂「いいの?」

二「はい。どうせあげる人なんていないから。」

憂「ニノさんて、彼女いないんですか?」

二「いませんよ。でも今は、片想い中です。多分、叶いませんけど…」

憂「…、わたしですか?」

二「当たり」

浴衣のせいか、いつもより更にかっこよく見える。

憂「浴衣、みんな似合いますね。」

二「Jは、すごいですね。みんなのこと、着せれるんで。」

憂「ひとつ聞いていいですか?」

二「うん。何?」

憂「皆さんの実家って何してるんですか?」

二「えーっと…確か、
 翔さん家が両親共に大学の教授で、
 大野さん家が、農林水産省の結構えらい地位で。
Jん家が、有名デザイナーで、
相葉氏が、日本の動物園のトップの会社の社長で、
で、俺ん家は、ゲーム会社の社長。ってとこかな。」

憂「やっぱり、みんなお金持ち。」

二「憂だって、有名な車の会社の社長でしょ?」

憂「そうだった。」

翔「ただいま。」

憂「早かったね。」

翔「うん。混みすぎてて、諦めてきた。」

二「相葉氏は?」

翔「“絶対あそこの焼きそば食うんだ”って、まだ諦めてないから、迎えに行ってやって?」

二「しょうがないですね…じゃまた家で。」

憂「うん。あとで。」



翔「じゃあ、少し静かなとこ行く?」

憂「そうだね。」

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