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secretroom~秘密のひととき~

第9章 夏祭り♪

翔「憂、これ色かわるらしいよ、やろ!」

相「憂、これチョコの香りだって♪しよ!」

二「これ、長く続くやつです。しませんか?」

大「……zzZZ。」
寝てる…。

潤「線香花火、どっちが長くできるか、勝負しよ?」


一時間位遊んでいたが、花火がなくなってしまったので、終わりになった。

みんな、部屋に戻ってしまったが、私は、どうも寝れる気がしない。

紅茶を入れて、ベランダでゆっくりすることにした。


星、綺麗。
 
 久しぶりに、こんなにゆっくり楽しめたな…。
みんな、優しいし、面白いし、ずっとこの時間が続いてほしい…わがままだけど、そう思ってしまう。

大「憂?どうしたの?」

憂「寝れなくて…」

大「俺も、ずっと寝ちゃったから…^^」

憂「今日は、ありがとうございました。すごく楽しかったです。」

大「あのさ、なんで俺だけ敬語なの?」

憂「え?なんとなくですけど…?」

大「翔くんとかタメだから、ちょっとうらやましいんだけど。」

憂「え、じゃあリーダー。で良いですか?」

大「うん。そのほうがいい。」

憂「同い年だもんね。」

大「そうだよ。あっそういえば、花火しよ。」

憂「もう、終わりましたよ?」

大「さっき、こっそり線香花火二本だけとっておいたんだ( ∀ )憂としようかなって。」

憂「すごいね。しよ?」

大「じゃあ、俺が勝ったらキスしていい?」

憂「じゃあ、私が勝ったらこれからも、ここにすんでいいですか?」

大「そんなの全然いいけど、よし、勝負。」


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

大「勝っちゃった…」

憂「…キスしていいですよ…?」

大「いいの?」

憂「はい、約束だから。」

大「本当に?」

憂「はい。私、リーダーのこと好きですよ?」

…何でだろう…。なぜか涙が出てきた…

大「やっぱ、やめようか?」

憂「そういうわけじゃ…」


憂「何で、そんなに優しいの?…。いつも、私のために…」

大「憂が好きだから…かな?」



大「憂の笑顔が見たいから、憂と一緒にいたいから、自然と優しくなるんだよ。」


憂「…ありがとう…。」


私は、リーダーの前で、静かに泣いた…

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