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secretroom~秘密のひととき~

第11章 決意。

父「お前、自分の立場をわかっているのか?」

憂「はい。でも、…」

父「もう言い訳は聞き飽きた。お前は、もう娘じゃない。」

憂「どういうことでしょうか?」

父「お前とは、親子の縁を切る。そう言っているんだ。」

憂「…わかりました。失礼します。」

私は、静かに部屋を出た。




帰り道、初めてって位声を出して泣いた。

もう、どうでもよかった。







ただ、辛かった。

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