
体で愛して!
第13章 やわらかなぬくもり
山中健、18歳。
真冬の寒いある日、俺は恋に落ちた。
「お…俺と付き合ってください」
彼女と目があった瞬間、俺はそう口走っていた。
「バッカ!お前冗談キツイよ!!」
友達の声さえ耳にはいらなかった。
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「で、健さぁーあの子とはうまく行ってるの?」
友人の龍が疑問を投げかけてくる。
「おう!ラブラブだよ」
「でも…本当ビックリだったよ…中学から彼女も作らなかった学校一イケメンのお前が急に告白…しかも…ヘヴィ級のデブに…」
「美和はデブじゃねーよ。マシュマロ体型だ」
「…へいへい」
そう、俺は『肉』フェチなのだ…!!
