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体で愛して!

第1章 その声で鳴いて


「止めて止めて!全然ダメだよ!…もーいいや、30分休憩取るから、頭冷やしてきてよ」

「本当にすいません…!!」

私はみんなに頭を下げた。
周りからの冷たい視線…迷惑かけちゃってどうしようもないわ。

「愛華ちゃん、ちょっといいかな」

声をかけてくれたのは、相手役の敬さん。イケメンで、優しくて、売れっ子の声優さんだ。

「あっはい…!!」

私は敬さんにつれられて資料室に向かった。

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