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体で愛して!

第8章 僕の部屋にて


家庭教師初日から2ヶ月。

今日もあの大学生が来る。
4時からだからそれまで図書館に行くとお母さんに言ってたけど、
満員だったからまっすぐ家に帰ってきた。

お母さん、いないのかな…。

とりあえず着替えよう。

クローゼットを開けて、Tシャツをとる。


「…ダメよ、息子が帰ってきちゃう」

…ん?お母さんの声?

階段に2人分の足音。
足音はこちらに向かっているかもしれないので、僕はクローゼットに隠れる。

クローゼットの隙間から見えたのは、
お母さんと
家庭教師。

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