
ふたりのち晴れ
第9章 楠木―仕事にいかなきゃ
僕は そのまま急いで東京に向かった。
電車を使い片道1時間ぐらい。
―到着―
マネージャーさんが『理央くん、急いで』
僕はすかさず他のものへと着替える。
撮影現場に向かうと、次々に撮られていく。
楠『ふぁー』
思いっきり疲れたなぁ…
休憩時間に睡眠をとろうとすると、
取材『こんばんわー。わたくし、女性雑誌〇〇の編集部、〇〇〇〇と申しますー』
えぇぇぇ
取材ですか!?こんな疲れてるのに、睡眠くらいとらせて欲しかった。
……
取材『ありがとうございましたー』
取材が終わるとすぐに
『理央くんー。もうそろそろいい?』
とマネージャーさんが言う。
楠『あっ、はい』
結局 休憩がとれないまま
夜景のショットと一緒にとりたいとかで11時まで続いた。
