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ふたりのち晴れ

第20章 楠木―………。







廊下に連れてかれた僕は




驚くべき行動を目にした。





直人くんが
廊下の窓のさんの部分に座る。


長身だから軽々と乗るのを見ながら


すごい と思うのと危ない!
と思った。



なんてったって窓から向こうは外、ここは2階だから

落ちたら傷なんかじゃすまない。




楠『なっ…直人くん危ないよっ!落ちたら……』


僕が話している間に

直人くんは僕の脇をグッと持ち上げ


直人くんの膝に座る。





楠『こっ…こっ…怖いよっ…』




直『可愛いー(笑)』



そういって僕を支えながら頭を


ぽんぽんとする。





それを見た
クラスの女子が



きゃー きゃー騒ぎながら


クラスへ走って帰る。



なんでたろ?


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