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ふたりのち晴れ

第25章 忙しそ…




あの時は
ぐったりなってる
楠木をかついで


帰った。






玄関から入ると
面倒な事になってしまうから


裏口から入って
勝手に風呂を済ませた。




おふくろは
楠木が知らぬ間に
ベットで寝てるから

感動と驚きで


意味の分からぬ涙を流し
号泣した。






そして
佐々木は学校には来なくなった。

どこかの学校へ転校したらしいが



クラスの女子は
佐々木がいないのが
嫌らしくて
常に落ち込んでいる。




俺は断然いないほうが
幸せなんだが。






そして今
楠木は
雑誌の撮影とドラマの撮影で


今は撮影ばかりだ。






だから
家にはいない。






おふくろは女性雑誌kur を見ながら

“出ました!理央くん!“


“この理央くん格別だわー“

“さすが我が息子!“


と 楠木 楠木とうるさいし


しまいには勝手に
息子にしている。




そんなおふくろも最近は
楠木の母とも仲が
いいらしい。




毎日のように
電話 メールをして

楠木の素晴らしさを
語り合い

わけのわからん世間話をして




たまには
楠木の撮影に 2人で見に行ったり





楠木にとっては
大迷惑だな。うん。










そんなことを
考えているうちに


誰かから
メールが来た。

楠木からだ

――――――――――――

今、やっと
一部の撮影終了したんだよー(´・Д・)

疲れたー(´‐△‐)


――――――――――――





………。


で、なんだって話だ。





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