雨の人
第4章 本当の出会い
「2つ目は…
俺が、ゆきちゃんを
大・大・大好きになった日が
雨だったからだよ」
「え?!……川村さん……
恥ずかしいです
それに…私、そんな、
大好きになってもらえるような
人じゃありません。」
「そんなのは
俺が決めること。
ゆきちゃんが
決めることじゃないよ?(笑)
どうする?
詳しく聞きたい?」
「あ、は、はい。
聞きたいです。
お願いします(笑)」
「俺さ、
ゆきちゃんのこと、
通勤途中で見かけるって
言っただろ?」
「うん」
「出勤時間が色々だから
毎日じゃないけど
車ですれ違ってたんだ。
女の子がブルーの車乗ってて
珍しくてさ
運転してる子見たら…
ゆきちゃんで。」
「はい」
「かわいいな~って。」
「……」
あぁ、恥ずかしいんだ、
ゆきちゃん下向いちゃった
「俺、ゆきちゃんと
すれ違う日は
楽しみで仕方なかったんだよ
でも……
それで
ゆきちゃんの連絡先
探した訳じゃないんだ。
ゆきちゃん覚えてないと思うけど
それとは別に…
俺さ
前にゆきちゃんと
一回会ったこと
あるんだよ。」
俺が、ゆきちゃんを
大・大・大好きになった日が
雨だったからだよ」
「え?!……川村さん……
恥ずかしいです
それに…私、そんな、
大好きになってもらえるような
人じゃありません。」
「そんなのは
俺が決めること。
ゆきちゃんが
決めることじゃないよ?(笑)
どうする?
詳しく聞きたい?」
「あ、は、はい。
聞きたいです。
お願いします(笑)」
「俺さ、
ゆきちゃんのこと、
通勤途中で見かけるって
言っただろ?」
「うん」
「出勤時間が色々だから
毎日じゃないけど
車ですれ違ってたんだ。
女の子がブルーの車乗ってて
珍しくてさ
運転してる子見たら…
ゆきちゃんで。」
「はい」
「かわいいな~って。」
「……」
あぁ、恥ずかしいんだ、
ゆきちゃん下向いちゃった
「俺、ゆきちゃんと
すれ違う日は
楽しみで仕方なかったんだよ
でも……
それで
ゆきちゃんの連絡先
探した訳じゃないんだ。
ゆきちゃん覚えてないと思うけど
それとは別に…
俺さ
前にゆきちゃんと
一回会ったこと
あるんだよ。」