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好きになってごめん…

第7章 衝撃の展開

そして昼。

私と夏乃は、いつも中庭で食べてる。

なのに今日は…

あ「なんで翔くん達がいんの?」

夏「大事な話があって…。あのね、実は、










わたしと翔くん、付き合うことになったの。」

………………えっ??

あ「付き合う?へぇ。おめでとう。」

夏「ありがと。と、いうことで今日わたし、翔くんと食べるからごめんなさい。」

と、言って二人で仲良さげに歩いていった。

へぇ、、、付き合うんだ。

あ「そっか…」

二「…大丈夫か?」

あ「大丈夫、じゃ、ない…

だって、片想いの人が、親友と付き合い始めたんだよ…。」


二「だよな…。」



あ「昨日だよね…きっと、告白したの…」

二「だな…。」

あ「どうしよ…。夏乃が幸せになってくれたのに…喜べない…」


二「好きだったんだろ…?しょうがないよ…。」

ただ好きな訳じゃない。

私にとって、これは初恋だった…。
苦しみが違う…

ダメ。泣くと、ニノを、夏乃を、翔くんを困らせてしまう。

二「泣けばいいじゃん…」

あ「泣けない…。」

二「なんで?辛いんだろ?悲しいんだろ?なんで女子なのに…カッコつけんだよ…。我慢すんなよ…」

こんな怒ったニノの声…初めて聞いた。

その一言で私の涙は、溢れた。


君は、私が泣き止むまで、ずっと一緒にいてくれた…。


















そしてこの日、私の恋は儚く散った…

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