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好きになってごめん…

第9章 入院生活…。

あ「ねぇ、ニノ。」

二「ん?」

あ「私、ちゃんと笑えてた?」

二「…急にどしたの?」

あ「…やっぱ、諦められなかった、ダメだ。こんなんじゃ、いつまで経っても…」

二「お前、いつからそんなネガティブになったの?そんなのあんなじゃねぇ。」

あ「しょうがないでしょ?だって初恋なんだもん…」


こんな日に限って、…。

二「とりあえず、今日は具合悪いんだから、寝てろ。」

気のせいか、ニノの声がいつもより優しい。

私は、寝返りを打ち、ニノに背を向けた。

あ「ニノ…

  一緒にいてくれてありがとね…」

ニノは、何も言わず優しく私の髪を撫でた。

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